2007年 12月 10日
浴室からの水漏れ
浴室からの水漏れに関して、まとめました。
浴室といっても、ユニットバスの水漏れは、循環金具という浴槽の中にある、お湯を吸い込み・吐き出す穴の金具の緩みから以外は殆どありません。
水漏れが多く発生しているのは、現場施工するタイプ、タイルなどで施工されている浴室です。
ユニットバスが普及する前は、殆どが写真のような浴槽とタイルで施工された浴室が多く、浴槽の発達で埋め込み式のタイプに変化してきました。
この現場施工の浴室は、タイルの下地は、下の写真のように、
壁は荒板(あらいた)にラス網(金網のようなもの)を張り、モルタルで下地を作っていて、床については、土間にコンクリートまたはモルタルで下地を作ってタイルを貼っています。
このタイルというのは、防水的には殆ど当てになりません。
建物は常に揺れています。
揺れる事で、地震や風や車の振動等から、建物を構造的に守っています。
そのためにタイルの目地や、場合によってはタイル自身さえもひびが入って割れてしまうものなのです。
昔の建物は、基礎の地盤はベタ基礎ではなく布基礎で、土間部分はコンクリートではなく土でしたので、たとえ水が漏ったとしても、土に染み込むだけで、支障がなかったと言えるのです。
しかし、近年の住宅建築の発達により、住宅の基礎の殆どが土間部分もコンクリートで作られていて、水の逃げる余地がありません。
最近当社では、設計事務所のプランによるデザイナー住宅を多く施工しており、この現場施工タイプの浴室がデザインを一新した形で使われ始めています。
水漏れの危険の高い現場施工の浴室の為に、最近ではタイルの下地前に、防水工事を行った上で、タイルを貼るようにしています。
住宅の進歩と共に、デザイン的に昔の施工が復活している物が多くありますが、単に昔のままではなく、過去のメンテの教訓を生かして施工方法も進歩しているのです。
浴室といっても、ユニットバスの水漏れは、循環金具という浴槽の中にある、お湯を吸い込み・吐き出す穴の金具の緩みから以外は殆どありません。
水漏れが多く発生しているのは、現場施工するタイプ、タイルなどで施工されている浴室です。
ユニットバスが普及する前は、殆どが写真のような浴槽とタイルで施工された浴室が多く、浴槽の発達で埋め込み式のタイプに変化してきました。
この現場施工の浴室は、タイルの下地は、下の写真のように、
壁は荒板(あらいた)にラス網(金網のようなもの)を張り、モルタルで下地を作っていて、床については、土間にコンクリートまたはモルタルで下地を作ってタイルを貼っています。
このタイルというのは、防水的には殆ど当てになりません。
建物は常に揺れています。
揺れる事で、地震や風や車の振動等から、建物を構造的に守っています。
そのためにタイルの目地や、場合によってはタイル自身さえもひびが入って割れてしまうものなのです。
昔の建物は、基礎の地盤はベタ基礎ではなく布基礎で、土間部分はコンクリートではなく土でしたので、たとえ水が漏ったとしても、土に染み込むだけで、支障がなかったと言えるのです。
しかし、近年の住宅建築の発達により、住宅の基礎の殆どが土間部分もコンクリートで作られていて、水の逃げる余地がありません。
最近当社では、設計事務所のプランによるデザイナー住宅を多く施工しており、この現場施工タイプの浴室がデザインを一新した形で使われ始めています。
水漏れの危険の高い現場施工の浴室の為に、最近ではタイルの下地前に、防水工事を行った上で、タイルを貼るようにしています。
住宅の進歩と共に、デザイン的に昔の施工が復活している物が多くありますが、単に昔のままではなく、過去のメンテの教訓を生かして施工方法も進歩しているのです。
by taiyohouse2
| 2007-12-10 15:29
| 完成です!!!!
|
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