新松戸 建築 「創ってます!」太陽ハウス

genbanikki.exblog.jp
ブログトップ

<   2008年 02月 ( 1 )   > この月の画像一覧

今回は造作材・造作家具についてのアフターについて書きます。

既製品の建具や家具・棚・収納等とは違い、自由な寸法や仕様・材質・色が選べ個性的な住まいを形成するのに効果的な手法で、設計事務所の先生方が好んで採用しています。

しかし、当然の事のようにメリットがあればデメリットが存在します。
それはメンテナンスがしづらいと言う事と、メンテナンスの必要性が高いと言うことです。
既製品の建具や家具は、乾燥材や集成材、ハニカム構造(※1)など用い、狂いが少ない構造で、更に調整が出来るような工夫がされています。
ドライバー一本で扉の調整が出来たり、分解・組立て・変更・追加が出来るようになっています。


(※1)ハニカム構造・・・薄い二枚の板の間に蜂の巣を輪切りにしたような多孔材をはさんだもの。軽くて強度があり、自動車や航空機の構造部材として使われる。蜂の巣構造。


それに比べ、造作によって自由設計されて作られた建具や家具は、材質によっては狂いも大きく、調整や分解が不可能なものが多いです。
簡単な例をあげると、乾燥材を用いた集成材のカウンターだけであっても、狂いが生じるという事です。

下の写真は、柱に固定された集成材のカウンターが湿度によって膨張し、壁のボードを押し裂いてしまった状態です。
単純なカウンター一枚でも、このような変形・歪みのよる不具合が生じます。
まして、精度の高さを要求される建具や家具などを造作で製作するという事は、メンテナンスが生じる事を承知でなければ使えません。

c0064859_11334725.jpg


しかし、メンテナンスが嫌だからと、既製品ばかりを用いていては、夢がなく、個性のない住宅になりがちです。必要なのは、要所、要所で個性や自由設計の良さを引き出しながら、材料の素材感や良い意味での粗さを楽しむ感覚を持ち、長く使えば使うほどに味が出てくるような住宅造りを目指すことです。

自分達の生活スタイルや希望を組み込み、将来を見据えて、飽きの来ない魅力ある住まいを考えてください。
多少のメンテナンスは、例え既製品ばかりの住宅でも発生します。
個性を重視した住宅では、そのメンテナンスも含んで楽しむつもりで理想の住まいを造ってください。

太陽ハウス建築部のホームページはこちら
[PR]
by taiyohouse2 | 2008-02-14 16:32 | 完成です!!!! | Comments(0)

太陽ハウス建築部門の日々の出来事情報です・・・・・・


by taiyohouse2